ノーベル賞受賞有力候補ではないかとささやかれている、医師で睡眠学者の柳沢正史さん。
東京都生まれの63歳、クラシック音楽が好きで、趣味はフルート演奏だそうです。
柳沢正史さんがお話しされた「睡眠」について調査します!
【柳沢正史】質の良い睡眠をとるには?
質の良い睡眠をとるためにはどうしたらいいのか、悩まれている方いるのではないでしょうか。
柳沢正史さんの回答をまとめました。
睡眠の量が大事
質の良い睡眠をとる為には睡眠の量が大事だと、柳沢正史さんは話しています。
十分な睡眠時間は人によって異なりますが、20代後半以降は6~8時間だそうです。
寝室を「暗くする」「静かに」「適温に」
質の良い睡眠を得るには、常識なことを守るのが大切。
つまり、寝室を「暗くする」「静かに」「適温に」する事だそうです。
【暗くする】
人間は昼行性の動物なので、光は睡眠を妨げます。
その為、夜は家の中の照明を少し落として、就寝に移行する準備をしましょう。
寝室はできるだけ暗くして眠るのが良いそうです。
【静かに】
うるさい音楽や人の話し声は睡眠の邪魔をしやすいと言われています。
【適温に】
自分にとって丁度良い室温を朝まで保つことを心掛けましょう。
エアコンをつけて寝るのは身体に悪いと思っていましたが、
快適な温度と湿度を維持すると、質の良い睡眠がとれるそうです。
エアコンの風が直接身体に当たらないように、吹き出し口の羽は上に向けるなどの調整をしましょう。
電気代が少し上がりますが、それよりも質の良い睡眠の方が価値が高いのではないでしょうか。
夏、暑くても薄いタオルケットなどの掛け寝具を掛けて寝てください。
私たちは睡眠中に無意識に体温調節をするからだそうです。
暑くなると寝具から足や手を出して放熱するし、寒くなると被って保温します。
何も掛けないとそれが出来なくなるので、睡眠の質が悪くなるのだそうです。
【柳沢正史】睡眠不足に気付いていないかも?
自分では十分な睡眠時間をとれているから大丈夫だと、睡眠不足に気付いていない人もいるようです。
「日中眠いことを当たり前と思っている人も多いが、居眠りをしたり、仮眠をとらざるを得なかったりする状況は明らかに睡眠不足だ」と柳沢正史さんは話しています。
【柳沢正史】睡眠不足は太る原因⁉
「寝る子は育つ」と言われていますが、それは子供の事。
大人は「寝ないと育つ」のだそうです!
慢性的な睡眠不足は、体重の増加、メタボのリスクが確実に上がるのだとか。
ダイエットの最大の敵は寝不足でした。
【柳沢正史】まとめ
質の良い睡眠をとるには
- 睡眠の量が大事。6~8時間は必要です。
- 寝室を「暗くする」「静かに」「適温に」する。エアコンを使い自分にとって丁度良い室温と湿度を朝まで維持しましょう。
- 居眠りや仮眠をとらざるを得ない状況は、明らかに睡眠不足です。
- 大人の慢性的な睡眠不足は、体重の増加、メタボのリスクが確実に上がります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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