山野徹さんは長年にわたり鹿児島県内のJAで活動し、全国組織のトップにまで上り詰めた実力者として注目されています。
2023年にJA全中(全国農業協同組合中央会)の会長に就任したことで、その経歴や人柄に関心が集まっています。
しかし一部では、「JA全中会長って天下りなの?」という声も見られます。
そこで今回は、山野徹さんの経歴を時系列で紹介しながら、天下りではないと言える明確な理由についても詳しく解説します。
山野徹さん(JA全中会長)の経歴がすごい!
山野徹さんは、JA佐久浅間(長野県)の組合長として地域農業を支えた実績を持ち、その手腕が評価され全国の農協を統括するJA全中(全国農業協同組合中央会)の会長に就任しました。
年代・年月 | 経歴・役職 |
1955年12月19日 | 鹿児島県大崎町に生まれる |
2012年 | JAそお鹿児島の組合長に就任 |
2017年 | JA鹿児島県中央会の会長に就任 |
同年 | JA鹿児島県厚生連の会長、JA共済連鹿児島の会長を兼務 |
同年 | 鹿児島県農民政治連盟の委員長も務める |
2020年 | 全国厚生農業協同組合連合会(JA全厚連)の会長に就任 |
同年 | 全国農民政治連盟(全国農政連)の会長に就任 |
2023年8月 | 全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長に就任(現職) |
この経歴を見る限り、山野徹さんは鹿児島県内のJAグループでの現場経験を長年にわたって積み重ね、地域から全国組織へとキャリアを着実に進めた実力者であることが分かります。
これほど多くの役職を兼任できたのは、山野徹さんが調整力と信頼、そしてリーダーシップに優れており、JAグループ内部での高い評価と実績があったからこそ多方面から求められたのでしょうね。
山野徹(JA全中会長)は天下りではない⁉その理由とは?
JA全中会長の人事をめぐっては、「天下りでは?」という憶測が出ることもあります。
一般的に官僚や企業幹部が退職後に別組織へ再就職する行為を指す
JA全中は、農協出身者が昇進することが基本方針とされているそうです。
山野徹さんの経歴を見る限り行政機関や他業種から迎えられたわけではなく、純粋にJAグループ内部でキャリアを築いてきた人物ですので「天下り」ではありませんね。
JAそお鹿児島から始まり、鹿児島県の農協組織のリーダーを経て全国組織に昇進していく流れは、農協の現場で努力を重ねた結果と言えるでしょう。
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山野徹さんのまとめ
・山野徹さんは、長野県内のJAで現場実績を積み上げてきた実力派。
・JA佐久浅間からJA長野中央会、JA全中副会長を経て、2023年に会長へ就任。
・天下りではなく、農協内部で信頼を築いた末の昇進である。
・農業政策と地域支援の双方に精通し、全国の農業界に希望を与える存在。
山野徹さんの経歴を正確に見れば、“天下り”という評価は誤解であることが明白ですね。
農業に真剣に取り組んできた人物が、正当に評価された結果としての会長就任でした。
今後の日本農業を担うリーダーとして、引き続き注目していきたい存在です。
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